2012年9月28日金曜日

「1973年のピンボール 村上春樹」 読了

1973年のピンボール 村上春樹 講談社文庫」 読了.

村上春樹のピンボールを懐かしむ思い,鼠と僕とジェイズ.

鼠の別れとは対照的なドライな僕の別れ.

これが村上ワールド? 

比喩・例え・形容がちょっとしつこいかな.

「ソクラテスの弁明・クリトン プラトン著」読了

ソクラテスの弁明・クリトン プラトン著 岩波文庫」読了.

徳とは,真・善・美とは 正しく生きることとは

それを考え,その考えに従って行動し,生きる.

難しいし,強い意志がなくては....

今回,自民党総裁になった安倍晋三は学生のころにこれを読んでるかな?

読んでたら,立候補しないよな.

安倍さんはソクラテスを告発したメレトス,アニュトス,リュコンと同類.

2012年9月25日火曜日

2度目のおたふく

9月18日,朝,鏡をみたら右耳の下が少し腫れてたので,ちょっと疲れたかな?
なにかバイキンでも入ったかなと気にしてなかった.
昼食後,洗面所で鏡を見たら,腫れが2倍以上になって,少々痛む.

午後,すぐに耳鼻科へ.

診断は耳下腺炎.念のためおたふくの可能性を疑って,血液検査をしましょう.

てことで,血液検査.

クスリをもらって,帰宅.

その後,クスリの効果で腫れもひき,本日,血液検査の結果を聞きに診察.

病院にいったら,受付で,おたふくなので....中のベッドで待っててくださいって.

ベッドにいったら,カーテンで隔離.

えっ,そんなにひどいの?腫れもひいて,痛みもないのに......

名前を呼ばれて,先生のもとへ.

先生「おたふくです.2度目の.たまに大人でいるんですよ.もう大丈夫ですよ.3度目はありませんから」

私「はい...........ありがとうございました」

おたふくだったのかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜

「認識の分析 エルンスト・マッハ」読了

認識の分析 エルンスト・マッハ 法政大学出版局」読了.

マッハって音速だけかと思ってたら,すごい物理学者で思想家,哲学者なんですね.

ニュートン→マッハ→アインシュタイン

みんな繋がりながら,発展,進化,改良がされているんだ.

2012年9月22日土曜日

「倫敦塔・幻影の盾 夏目漱石」読了

倫敦塔・幻影の盾 夏目漱石 新潮文庫」読了.

新潮文庫の夏目漱石 最後の一冊 読了.
全文庫を読むには時間がかかった,漱石を続けて読んでみると面白かった.

これは「吾輩は猫である」と平行して雑誌に発表された短編が集められたものである.

そのため,漢語調で書かれたものが多く,慣れないと読むのに苦労する.

「琴のそら音」や最後の「趣味の遺伝」は読みやすかった.
「趣味の遺伝」は表現や展開,テンポがあっているのか気持ちよく読めた.

今と違って,明治の昔は男女の関係や人間関係がいろんな面で不自由であったが,人々の心は温かかったのかなと思わせてくれた.

今は忙しすぎるよ,生きていくのに.
人が生きていくには時間の進みが早すぎる.

漱石をよむとそんな感じがする.

ゆっくりいこうぜ.



2012年9月21日金曜日

Apple iPhone 4 Bumper - (PRODUCT) RED 購入

いままで黒のケースを使っていたんだけど,バックの中や,暗いところに置いておくと見つけづらい.

何かいいカバーはないかなと探していたところ,このレッドのバンバーを発見.

来年の手帳はレッドなので,バンバーもレッドで決まり.

早速購入して,取り付けたのがこの写真.
満足,満足.





New iPod nano の レッドも気になる.



買おうかなぁ〜.

2012年9月18日火曜日

「サラダ好きのライオン 村上春樹」読了

サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3 村上春樹 マガジンハウス」読了.

小説とは違って身近に村上春樹を感じることができる.

ノーベル文学賞候補になってる作家って「こんなことやあんなこと考えたり思ったりしてるんだ~」ってな感じで.

「ブルテリアしか見たことない」ではじめて「女性が怒る」とはどういうことか理解できた.

世の男性は読んでおくと役に立つと思う.

結婚して十数年,妻への疑問が一つ解決した.

2012年9月17日月曜日

「明暗 夏目漱石」読了

明暗 夏目漱石 新潮文庫」読了.

う〜ん,漱石の周りの人は変わっている人が多いのかなぁ〜

貧富,男女,夫婦,親子,親戚,教育,・・・・

いろんなものが人と人の間にある.
明治も今も世間は変わらない.

それにしても,津田は細かく,理屈っぽい.人の心理を読みすぎだよ.他の登場人物もそう.

そうしないと小説にならないのかなぁ〜.

2012年9月14日金曜日

「文鳥・夢十夜 夏目漱石」読了

文鳥・夢十夜 夏目漱石 新潮文庫」読了.

日記なのか,メモなのか,気づきなのか,

漱石の日常や考えや思いを感じることができてあっという間に読んでしまった.


でも,漱石と死はやはりいつも一緒なのか.

どの作品も死が書かれているのは何故だろうか.

次は「明暗」を読むか.

2012年9月10日月曜日

2013年 ほぼ日手帳 購入

2009年から使い始めた ほぼ日手帳

今年はイエローの ほぼ日手帳 を使っている.

まだ,公式ブックガイドのように使いこなしてはいないが...

そのうちにはと密かに思っている.

まだ,今年は残っている. がんばってみるか...



本日,2013年 ほぼ日手帳 を購入,

色はレッド.2013年はマンUカラーで決まり.

香川,明日はゴールを待ってるぜ.


 いつかは,公式ガイドの人たちのように....





2012年9月8日土曜日

「坑夫 夏目漱石」読了

坑夫 夏目漱石 新潮文庫」読了.

死ぬことを思って家を飛び出した青年が長蔵という坑夫の周旋屋に出会って,鉱山へ行き,そこでの経験といろんな人との出会いの過程で,「死ぬこと」と「坑夫になること」の葛藤の中で考え,最後には家へ帰るという記録物.

事実が書かれ,小説ではない.記録物の位置づけとある.

坑夫になれなかったのも健康診断で気管支炎と診断されたことで,死ぬことも坑夫になることも自分で決めることができず,出会いや病気など自分でコントロールできない事由に左右される.


生きることは運命そのもの.

記録物と漱石はことわっているが自滅への葛藤や生への執着など,一青年の出来事を小説として読むことはできる.

2012年9月2日日曜日

「二百十日・野分 夏目漱石」読了

二百十日・野分 夏目漱石 新潮文庫」読了.

「二百十日」は落語のよう.
漱石は落語が好きだったもんね.

「野分」の白井道也の妻への言い分は男のそれなり,
 妻の道也への言い分は女のそれなり.

明治の夫婦も,平成の夫婦も,
着る物や髪形は変われど中身の進歩なしと言うことなり.



漱石はよほど社会に,境遇に不満を持っていたのか,その不満を白井道也に演説の形で世に問わせた.時代が変わっても,漱石の問いは変わらず.

高柳君はいいなぁ〜.漱石の小説にしてはひさびさにさわやかな終わり方だ.