2012年11月11日日曜日

「国境の南,太陽の西 村上春樹」読了

国境の南,太陽の西 村上春樹 講談社文庫」読了.

何でだろう,村上春樹の長編小説は最後の方にくると,一気に読ませるような勢いがあるよね.これもそんな感じで最後を読んだ.

男の弱さ,身勝手さ,だらしなさ,そんな主人公の精神的な成長を語ってる.

それとも,女の強さ,潔さ,優しさを語っているのかな

そこには,存在,意識,現実,非現実,多世界空間などの仕掛けが,もちろんセックスもある.

最後に僕(主人公)の背中にそっと手を置いたのは誰だろう.

それは,有紀子か?島本か?それともイズミか?

2012年11月5日月曜日

「ダンス・ダンス・ダンス(上・下)村上春樹 」読了

「ダンス・ダンス・ダンス(上・下)村上春樹 講談社文庫」読了.

「羊をめぐる冒険」はこれに繋がるのかぁ〜.

現実・非現実,意識・無意識,認識と知覚,形而下・形而上,etc….. 

様々な対立する概念を素材に小説という形で読者に問うているのだろうか.

目が覚めたときの眼前の世界は真のリアルなのか.

現実とは何か.

さて,次を読もう.






ダンス・ダンス・ダンス(上)村上春樹 講談社文庫
ダンス・ダンス・ダンス(下)村上春樹 講談社文庫