「東京奇譚集 村上春樹 新潮文庫」読了.
ふとした偶然,幻覚,説明不能な失踪,特別な出会い,無自覚な深層心理.すべては奇譚ではなく,現実だと思う.
まだ理解されない意識,空間,時間の生み出すもの.
村上春樹のテーマの一つ.
最後の「品川猿」を読んだ後,思わず,品川区役所の"心の悩み相談室"をネット検索してしまった.
さて,これで,村上春樹の長編も短編もほとんど読んだ.残るはエッセイや紀行文等だ.
その前に,このゴールデンウィークに,新刊の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」をゆっくりと読もう.
2013年4月30日火曜日
2013年4月25日木曜日
「神の子どもたちはみな踊る 村上春樹」 読了.
「神の子どもたちはみな踊る 村上春樹 新潮文庫」 読了.
最終ページに「地震のあとで」とあるように全ての短編が「地震」を織込んでいる.阪神・淡路大震災のあとに書かれてことがわかる.
地震の扱いのほとんどが,それとなくって感じだ.やはり,気を使ったのかな.
でも,克明な,これでもかって言う描写より,これぐらいのさらっとした扱いの方がよりリアルさを感じる.
今読むと阪神・淡路大震災はもちろん,3.11の震災と重なる.
収録されてる6編,みんなすきな作品だけど,最後の「蜂蜜パイ」を最後に読んだせいか妙に印象的ですきだ.
「神の子どもたちはみな踊る」は2008年にアメリカで映画制作され,2010年に日本で公開された.
http://cinema.pia.co.jp/title/155070/
YouTube
最終ページに「地震のあとで」とあるように全ての短編が「地震」を織込んでいる.阪神・淡路大震災のあとに書かれてことがわかる.
地震の扱いのほとんどが,それとなくって感じだ.やはり,気を使ったのかな.
でも,克明な,これでもかって言う描写より,これぐらいのさらっとした扱いの方がよりリアルさを感じる.
今読むと阪神・淡路大震災はもちろん,3.11の震災と重なる.
収録されてる6編,みんなすきな作品だけど,最後の「蜂蜜パイ」を最後に読んだせいか妙に印象的ですきだ.
「神の子どもたちはみな踊る」は2008年にアメリカで映画制作され,2010年に日本で公開された.
http://cinema.pia.co.jp/title/155070/
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2013年4月15日月曜日
2013年4月7日日曜日
2013年4月2日火曜日
「TVピープル 村上春樹」読了
TVピープルの他5編の短編が収録されている.
これらの短編は長編作品に通ずるちょっとした不気味さを持っている.
現実と非現実,意識と無意識,夢と現実等.面白い.
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