2014年3月8日土曜日

「第二阿房列車 内田百閒」読了

第二阿房列車 内田百閒 新潮文庫」読了.

冬から春への間に,新潟,横手,山陽,九州へ,4回の阿房列車の旅である.

あいかわらず目的無しの旅行,ただ,行って帰ってくるだけの旅.
観光も名物もないけど,列車の旅っていいなと思わせてくれる.

何時に起きて,どこどこへ行ってだなんて,スケジュールにしたがっての行動って人間らしくない.

こんな気ままな旅もいいなと思わせてくれる.
こんな生き方もいいね.

忙しすぎるよ,今の世の中.

ゆっくりと生きていきたい.