2014年5月20日火曜日

「乱読のセレンディピティ 外山滋比古」読了

乱読のセレンディピティ 外山滋比古 扶桑社」読了.

新・思考の整理学だろうか.

よい考え,アイデアに出会うには,読書,それも,乱読,そして,忘却,散歩,朝が大切.

セレンディピティはこれらによってもたらされる.

2014年5月14日水曜日

「エスカレーター人間 外山滋比古」読了

エスカレーター人間 外山滋比古 芸術新聞社」読了.

内容の多くは過去の著作ですでに読んでいる.でも,他のもの,今日の出来事等と組み合わせると違った景色や考えが表れてくる.まさに,エスカレーター的ではない.

エスカレータに乗ってしまえば,何も考えずとも目的地に着く.エスカレーターを降りて自分の足で歩こう.エスカレーターに乗ってたら見えない景色が見えるかもしれない.

著者は著作で考えている.読者にそれを読ませ,考えるとはこう言うことだと暗に伝えているのではないだろうか.

91歳だよな.スゲーの一語に尽きる.

2014年5月6日火曜日

「恋しくて 村上春樹」読了

恋しくて 村上春樹 編訳 中央公論新社」読了.

甘くて苦い粒よりの10編,世界のラブ・ストーリーとあるけど村上春樹が選ぶだけ合ってちょっと特殊なラブ・ストーリーだと思う.

「テレサ」と「L・デバードとアリエットー愛の物語」,「モントリオールの恋人」はよかったかな.

訳がわかりづらいとこがあって,読むのがハードになる時があった.

最後に収められている「恋するザムザ」は翻訳ではなく,書き下ろしなので,やっぱり読みやすかった.

村上春樹の翻訳を読むのは初めてだけど,翻訳って難しそうね.するのも,読むのも.