「神の子どもたちはみな踊る 村上春樹 新潮文庫」 読了.
最終ページに「地震のあとで」とあるように全ての短編が「地震」を織込んでいる.阪神・淡路大震災のあとに書かれてことがわかる.
地震の扱いのほとんどが,それとなくって感じだ.やはり,気を使ったのかな.
でも,克明な,これでもかって言う描写より,これぐらいのさらっとした扱いの方がよりリアルさを感じる.
今読むと阪神・淡路大震災はもちろん,3.11の震災と重なる.
収録されてる6編,みんなすきな作品だけど,最後の「蜂蜜パイ」を最後に読んだせいか妙に印象的ですきだ.
「神の子どもたちはみな踊る」は2008年にアメリカで映画制作され,2010年に日本で公開された.
http://cinema.pia.co.jp/title/155070/
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