「
遠い太鼓 村上春樹 講談社文庫」読了.
村上春樹がイタリア,ギリシャで過ごした3年間をつづったもの.
こんなのも書くんだなっと思った.そして,一般の旅行ガイドを参考にするのならこのほんのほうがよっぽどイタリア,ギリシャを旅するのにある意味役立つと思う.
この旅行記からの村上春樹のイメージは小説から得られるそれとは全然違った.
村上春樹って意外と硬派なのねって感じ.
文章もいわゆる旅行記とは違って,日常がリアルにつづられてるので村上春樹を主人公とした小説や映画を観ているような感じがした.
ボリュームはあるけど面白かった.
この3年間で「ノルウェイの森」,「ダンス・ダンス・ダンス」,「TVピープル」が書かれた.
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