「エスカレーター人間 外山滋比古 芸術新聞社」読了.
内容の多くは過去の著作ですでに読んでいる.でも,他のもの,今日の出来事等と組み合わせると違った景色や考えが表れてくる.まさに,エスカレーター的ではない.
エスカレータに乗ってしまえば,何も考えずとも目的地に着く.エスカレーターを降りて自分の足で歩こう.エスカレーターに乗ってたら見えない景色が見えるかもしれない.
著者は著作で考えている.読者にそれを読ませ,考えるとはこう言うことだと暗に伝えているのではないだろうか.
91歳だよな.スゲーの一語に尽きる.
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