「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹 文藝春秋」読了.
今年 春, 話題の村上春樹の新刊本をこの黄金週間に読んだ.村上春樹の小説は去年から読んでいて,長編・短編は読み終わっている(たぶん全部).そして,この新刊を手にした.
村上春樹は阪神・淡路大震災の後「神の子どもたちはみな踊る」の短編集をだしている.
この作品は3.11以後のものとして震災へのメッセージを含んでいると解される.たぶん.
震災以後のメッセージを307ページの”人の心と人の心は...それが真の調和の根底にあるものなのだ。”と,そのあとの段落のエリの言葉に感じた.
ネットをみるといろんな意見・コメントがあるようだが僕は読んでよかったと思った.
そして,ラザール・ベルマンの「リスト:巡礼の年(全曲) 」が届くのが楽しみだ.
さて,次は何を読むか.あっプラトンが途中だった.
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