「
書くことについて スティーブン・キング 小学館文庫」読了.
スティーブン・キングが自分の作家生活を振り返って,書くこと,すなわち,小説を仕上げることをいかにして身に付けていったか,また,彼にとって書くこととはどのようなことかをまとめたもの.
2001年に出版された「小説作法」の新訳版である.
「作家になるために絶対しなければならないことはたくさん読んで,たくさん書くことだ」と彼は書いている.プロットは使うな.ストーリーは自然に出てくる.副詞は使うな等々.小説を書くときに彼が注意している事がなんなのかがわかる.単なるハウツー本ではない.
彼の小説が仕上がっていく過程が想像でき,彼の仕事場,書斎でその様子を間近に見ているようだ.
スティーブンのアプローチは小説だけでなくその他の文章を書く際は有益である.また,小説やその他の文章を読む際にも当然有益である.
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